投資前に高く評価したESGの取り組みは、投資後も計画どおり進んでいるだろうか。環境・社会・ガバナンスの課題は、投資時に一度確認して終わりではありません。変化を継続的に追い、異常の兆候を早くつかむことが、ESG投資の実効性を左右します。
『ESG投資実務 モニタリング編』では、モニタリング体制の設計から、ESG-KPIの選定、環境・社会・ガバナンス各分野の指標、データ収集、評価結果の活用までを整理します。何を重要指標とし、どの頻度で確認し、誰が責任を持って対応するのか。日々の運用に落とし込むための考え方が中心です。
見栄えの良い指標を並べるだけでは、実態はつかめません。数字の定義や取得方法がぶれていないか、悪化の原因は一時的か構造的か、投資先との対話や改善策にどうつなげるか。複数の指標を総合して判断するときの注意点にも目を向けます。
アセットマネジメント会社、PEファンド、アセットオーナー、投資先管理を担当する方に。ESG情報を「集める」段階から「意思決定に使う」段階へ進めるための、実務に根ざしたガイドです。