教育は変わるのではない。 終わるのである。 200年以上にわたり、 学校教育は近代社会の基盤として、 知識を伝え、人材を育て、社会を支えてきた。 しかし、AI(人工知能)の登場によって、 教育という仕組みそのものが、 歴史的役割を終えようとしている。 本書は、 「AIが教育をどう変えるか」 を論じた本ではない。 本書が問いかけるのは、 「教育の後、人類はどのように成長するのか。」 という、まったく新しい問いである。 著者は、 学校中心社会に代わる新しい文明モデルとして、 「人間成長センター(Human Growth Center)」 という構想を提示する。 そこでは、 ・AIが教師ではなく学習基盤となる ・試験ではなく成長が評価される ・出生や国籍、経済格差によって人生が決まらない ・人間は生涯を通して学び続ける という新しい社会が始まる。 東アジアと西洋の教育制度比較、 AI革命、 民主主義、 文明論、 製造業経済学など幅広い視点から、 教育後の世界を描き出す一冊。