ある大手サーバーハードウェア企業において、LeSS(大規模スクラム)に準拠した組織構造を導入した結果、年間約10億ドルに及ぶ売上高を常に脅かしていた「存続の危機」を劇的に軽減することに成功しました。
以前の成功体験に続き、私は同社において、ブレードコンピューティング製品へのIntel製CPUの各新世代の導入(立ち上げ)および統合を担う、多数のチームの再編成を支援しました。
私は関係部門のシニアディレクターと連携し、組織的な課題、さらにはそれに付随するエンジニアリング面や文化的な課題の是正を促進しました。これらの課題は、それまでIntel製CPUの新世代を一つ統合するたびに、膨大な数のエンジニアを動員し、1年以上の歳月を費やさなければならないという非効率な状況を招いていました。
Intel製CPUの各新世代が正式に発表されるまでの期間内に、最新のサーバーグレードCPUの統合を完了できなければ、年間約10億ドル規模の売上高が脅かされる事態に直面します。統合の失敗は、Intel社の製品発表イベントへの参加機会の逸失、企業ブランドへの信用失墜、そして競合製品への市場シェアの流出を意味するからです。
今後は、Intel製CPUの次世代モデルを統合する際にかかる期間(実働日数)およびエンジニアリング工数は、歴史的に必要とされてきた水準のわずか8分の1にまで短縮される見込みです。
LeSSの導入事例に関する日本語訳版を、この度こちらで公開いたしました。これは、書籍(紙媒体)での閲覧をご希望されるものの、安価に利用できるカラープリンターが手元にないという方々のためにご用意したものです。なお、本導入事例のデジタル版(無料)は、Agile Carpentryのウェブサイト、およびLeSSの公式ウェブサイトにてご覧いただけます。
本導入事例のオンライン版の翻訳原稿を提供してくださった清水航希氏に、心より感謝申し